身近なケガをそのままにしないようにしましょう。
2017年12月15日
こんにちは!
名古屋市東区矢田・北区上飯田から多数来院して頂いています、めいほく接骨院です。
捻挫は運動をしていると起こりやすく、身近なケガの一つですが…
捻挫は急激に方向転換や足を踏み外した際に起こりやすいです。
捻挫とは、関節に許容範囲を超えた動きが与えられた為におきる損傷で、関節を包む関節包や骨と骨を繋ぐ靭帯及び軟部組織を損傷した状態をいいます。
似たような損傷として脱臼がありますが、脱臼には関節面の接触が
一部または完全に失われているのに対して、捻挫にはそれがありません。
症状としては、多くは損傷に連動して患部に痛みや腫脹、熱感等の炎症を引き起こします。
重度の捻挫になってくると骨折や靭帯損傷を伴う事があり、放置すると運動障害や関節の軸変形に繋がります。
治療としては、
- 炎症部分を冷却
- 包帯、絆創膏やテーピング等で固定し、関節の運動を制限
- 関節補強の為に周辺の筋力を強化
これらを行っていきます。
ただし、必要以上の固定はその後の関節の可動域低下を招く恐れがあるので注意が必要です。
治療後暫くの間は過負荷を抑え、保温の為サポーター等を用いて再発抑止に努めましょう。
後遺症として、関節を補強すべき各筋肉が弱体化している場合には
何度も同じ部分の捻挫を引き起こす「捻挫ぐせ」等に繋がる事もあります。
捻挫は安静にしていれば自然に痛みは治まってきますが、
後に再度捻挫するなどが無いように、治療はしましょう!